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Amazonの電子書籍リーダー「Kindle Paperwhite」に新モデルが登場。
旧モデルよりも様々な面で進化し、より快適に読書が楽しめるようになりました。
- 大画面で軽量かつ紙の本のような読み心地
- 明るさ、色彩調整ができ様々な環境に対応できる
- 防水機能搭載で水のある環境でも安心
- ハイライトや検索・辞書など紙の本にはない便利な機能がある
- 一度の充電で約10週間利用できる
今回は、そんな「Kindle Paperwhite」を早速購入したので紹介していきたいと思います。
実際に使って感じたことも書いていますので、気になっている方は読んでみてください。
Kindle Paperwhite基本情報
Kindle Paperwhite | |
価格(2023.4.27現在)※1 | 8GB:¥16,980 16GB:¥17,980 |
モデル(世代) | 2021年(第11世代) |
ディスプレイ | 6.8インチ反射抑制スクリーン |
容量 | 8GB |
解像度 | 300ppi |
サイズ | 174 x 125 x 8.1(mm) |
重量 | 205g |
防水性能 | IPX8等級 |
色調調節ライト | 〇 |
明るさ自動調整機能 | ✕ |
バッテリー | 1回の充電で最大10週間利用可能 ※2 |
付属品 | USB-Cケーブル、クイックスタートガイド |
保証 | 1年間 ※3 |
※1 広告付き・Wi-Fiモデル。広告なしはプラス2,000円。
※2 明るさ設定10、ワイヤレス接続オフで1日30分使用した場合。
※3 オプションで延長可能(有料)。
外観
画面が6インチから6.8インチにサイズアップ。
背面は滑りにくいラバー素材になっています。
充電コネクタがMicro-USBからUSB-Cに変更。
ケーブル類を統一しやすくなりました。
ダークモードがあるので、環境にあわせて表示を変更可能です。
その他、色彩や明るさの調整も細かくできます。
付属品
- 充電ケーブル
- 取扱説明書
- 保証書
付属品は、充電ケーブル、説明書、保証書のみです。
充電ケーブル用のアダプタは付属していませんので、必要な方は合わせて購入してください。
Kindle Paperwhiteのメリット・特徴
まず、メリットと特徴から紹介していきます
- 大画面で軽量かつ紙の本のような読み心地
- 明るさ、色彩調整ができ様々な環境に対応できる
- 防水機能搭載で水のある環境でも安心
- ハイライトや検索・辞書など紙の本にはない便利な機能がある
- たくさんの本を一度に持ち出せる
- USB-C対応でケーブル類を統一できる
- 一度の充電で約10週間利用できる
- 大容量ストレージかつワイヤレス充電に対応(シグニチャーモデルのみ)
大画面で軽量かつ紙の本のような読み心地
Kindle Paperwhiteでは、実際のインクを使用したディスプレイなので、紙の本のような感覚で読書ができます。
さらに、実際に目を照らさないフロントライト方式を採用しているので、目に優しく長時間の読書でも目が疲れにくいもの大きな特徴です。
Kindle本は、スマホやタブレットでも読めますが、見やすさ、目の負担が大きく違うと感じました。
やはり、本を読むということに関しては「Kindle Paperwhite」が一番です。
明るさ、色彩調整ができ様々な環境に対応できる
新モデルには、前モデルにはなかった「色の暖かさ」の調整機能が付いています。
温かみのある色味することができるので、読む場所によってより読みやすい設定をすることができるようになりました。
(左)色の暖かさ最大 (右)色の暖かさ最小
防水機能搭載でお風呂場など水がある環境でも利用できる
Kindle Paperwhiteでは、IPX8等級の防水機能を搭載。
ですので、お風呂場やプールサイドなど水がある場所でも安心して読書を楽しむことができます。
真水で水深2mまでなら、Kindle Paperwhiteをうっかり落としてしまっても大丈夫です。
→Kindle Paperwhiteの防水機能について詳しくみる
ハイライトや検索・辞書など紙の本にはない便利な機能がある
紙の本では栞などを使わなければ、どこまで読んだかを把握することが難しいです。
ですが、Kindle Paperwhiteなら読むのを辞めたところから自動的に再開可能。
さらに、文章をマークできるハイライトやブックマーク機能があるので、気になった文章やページへ簡単に移動することができます。
目次ごとにも移動できるので、読み返しや読み直しも簡単です。
辞書ツールもあるので、読めない漢字や意味の分からない単語などをKindle上で調べることができます。
その都度スマホなどで検索する必要もありません。
たくさんの本を一度に持ち出せる
紙の本だと一度にたくさんの本を持っていくのは大変。
ですが、Kindle Paperwhiteなら持っていくのは本体のみと、いくつ本をダウンロードしたとしても簡単に持ち出せるんです。
長期間の旅行や出張など、たくさん本を読みたい場合などに大活躍してくれますよ。
一度の充電で約10週間利用できる
スマホやタブレットだと、フル充電したとしても1日持たないこともしばしば。
ですが、Kindle Paperwhiteならその問題を解決できます。
Kindle Paperwhiteは、一度フル充電すれば数10週間も利用が可能。
長期間の旅行や出張でも電池残量を気にする必要はありません。
Kindle Paperwhiteのデメリット・注意点
使っていて気になった点も紹介します
- Wi-Fi環境がないと利用できない
- 206gと若干重さを感じる
- カラーの部分は全て白黒になる
- Kindle本を読む・購入するしかできない
- 表面がガラスではないので扱いに注意が必要
- 32GBモデルはシグニチャーモデルにしかない
Wi-Fi環境がないと利用できない
Kindle Paperwhiteは、Wi-Fi環境がないと利用できません。
有線のインターネット環境だけでは利用できないので、購入前にWi-Fiのワイヤレス環境を構築しておきましょう。
206gと若干重さを感じる
重量が206gと、前モデルよりも約23g重くなりました。
少しの違いですが、実際に持ってみると重さを感じてしまいます。
ですが、個人的には許容できる重さなので慣れれば問題ありませんが、中には重すぎると感じてしまう場合も。
カラーの部分は全て白黒になる
Kindle Paperwhiteの表示は、全て白黒(グレースケール)です。
そのため、雑誌などのカラーページがある書籍には向いていません。
カラーページのある書籍を読みたい場合は、スマホかタブレットの利用がおススメです。
Kindle本を読む・購入するしかできない
Kindleは本を読むことに特化しているので、本を読む・購入するくらいしかできることがありません。
スマホやタブレットなどのように、他にも機能があると思っていた方は注意してください。
表面がガラスではないので扱いに注意が必要
Kindle Paperwhiteの表面は、スマホやタブレットのようにガラスではありません。
そのため、スマホやタブレットより衝撃や傷に弱くなっています。
カバーを付けるか保護フィルムを貼ることで、Kindleを保護することが可能です。
カバーと保護フィルムについては次の「アクセサリ・オプション」の項目をご覧ください。
32GBモデルはシグニチャーモデルにしかない
通常の「Kindle Paperwhite」のストレージは8GBです。
小説など文章が主な本の場合、そこまで問題になりませんが、マンガや雑誌などを多く利用する方にとっては物足りません。
ただ、通常モデルでは8GBしか選択肢がなく、1つ上の32GBは上位モデルのシグニチャーエディションのみとなっています。
価格が5,000円高くなってしまいますが、32GB必要な方はシグニチャーエディションを検討してみてください。
Kindle Paperwhiteアクセサリ一覧
アクセサリを紹介します。必要であればあわせて購入しておきましょう。
Amazon純正カバー
Kindle Paperwhite用の純正カバー(ケース)です。
ファブリック素材なので水にも強く、Kindle Paperwhiteの特性を生かしたまま保護することができます。
※水に強い素材ですが防水ではありません。
ファブリック素材以外には、「レザーカバー」「コルクカバー」もあります。
保護フィルム
Kindle Paperwhiteの表面を保護してくれるフィルムです。
カバーを使わない方は、保護フィルムを使った方が安心です。
電源アダプタ―
Kindle Paperwhiteには電源アダプタ―が付属していません。
スマホの充電器でも代用できますが、それ以外に持っていない場合は合わせて購入することをおススメします。
延長保証(2年間 or 3年間)
Kindle Paperwhiteには、1年間のメーカー保証が付いています。
ですが、それでも不安だという方向けに、2年と3年保証をオプションで追加可能です。
自然故障や落下などの事故保証にも対応しているので、安心して利用したい方は検討してみてください。
他製品との比較(2022.9.14現在)
製品名 | Kindle | Kindle Paperwhite | Kindle Paperwhite シグ二チャーエディション | Kindle Oasis |
価格※1 | ¥10,980 | 8GB:¥16,980 16GB:¥17,980 | ¥19,980 | 8GB:¥29,980 32GB:¥32,980 |
画面サイズ | 6インチ | 6.8インチ | 6.8インチ | 7インチ |
解像度 | 300ppi | 300ppi | 300ppi | 300ppi |
容量 | 16GB | 8GB / 16GB | 32GB | 8GB / 32GB |
フロントライト | LED 4個 | LED 17個 | LED 17個 | LED 25個 |
充電ケーブル | USB-C | USB-C | USB-C | Micro-USB |
数週間持続バッテリー | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
フラットベゼル | ✕ | 〇 | 〇 | 〇 |
防水機能 | ✕ | 〇 | 〇 | 〇 |
色調調節ライト | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
明るさ自動調整機能 | ✕ | ✕ | 〇 | 〇 |
自動画面回転機能 | ✕ | ✕ | ✕ | 〇 |
ページ送りボタン | ✕ | ✕ | ✕ | 〇 |
色 | ●●(2色) | ● | ● | ● |
重さ(Wi-Fi) | 158g | 206g | 207g | 188g |
※1 広告付き・Wi-Fiモデル。広告なしはプラス2,000円。
Kindle Paperwhiteは、ラインナップの中で中間の仕様になっています。
予算や機能を天秤にかけると思いますが、どれを選んでいいか分からない場合は、予算と機能のバランスがいい「Kindle Paperwhite」が無難です。
試しに使ってみたいから予算を抑えたいという方は「KIndle」。
高機能な製品で読書を楽しみたいという方は「Kindle Oasis」。
防水などの機能も欲しいけど予算を抑えたいという方は「Kindle Paperwhite」。
といった感じで決めるのがいいと思います。
シグニチャーエディションとの違い
- 明るさ自動調整機能の有無
- ワイヤレス充電対応の有無
- ストレージ容量の違い
通常モデルとシグニチャーモデルとの主な違いは、「明るさ自動調整機能」「ワイヤレス充電」です。
あと、ストレージ容量が通常モデルが8GBのところ、シグニチャーエディションは32GBあります。
基本的な性能は同じなので、必要な機能かどうかで判断してみてください。
マンガなどを大量に購入予定の方は、シグニチャーエディションの方が容量が多いのでおススメです。
Kindle Paperwhiteセール情報
Kindle Paperwhiteは、ビッグセールで安く購入できることがあります
【セール価格】
ブラックフライデー (2024年11月末?) | ¥〇〇〇 |
初売りセール (2025年1月初め?) | ¥〇〇〇 |
Kindleシリーズは、プライムデーなどのビックセール時にセール価格になる傾向があります。
ですので、ビックセール開催時はチェックが必須です。
ビッグセール以外でも期間限定でセール価格になるときもあるので、こまめにチェックしましょう。
Kindle Paperwhiteまとめ
メリット・特徴
- 大画面で軽量かつ紙の本のような読み心地
- 明るさ、色彩調整ができ様々な環境に対応できる
- 防水機能搭載で水のある環境でも安心
- ハイライトや検索・辞書など紙の本にはない便利な機能がある
- たくさんの本を一度に持ち出せる
- USB-C対応でケーブル類を統一できる
- 一度の充電で約10週間利用できる
- 大容量ストレージかつワイヤレス充電に対応(シグニチャーモデルのみ)
デメリット・注意点
- Wi-Fi環境がないと利用できない
- 203gと若干重さを感じる
- カラーの部分は全て白黒になる
- Kindle本を読む・購入するしかできない
- 表面がガラスではないので扱いに注意が必要
- 32GBモデルはシグニチャーモデルにしかない
Kindle Paperwhiteは、電子書籍を読むことに特化した製品です。
実際のインクを使用したディスプレイ、目に優しいフロントライト、水に濡れても大丈夫な防水機能など機能も充実しています。
価格が1万円以上と簡単に買える金額ではありませんが、電子書籍のイメージや読書感に大きな影響を与えてくれるおススメの製品です。