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Amazonの新型スクリーン付きスマートスピーカー「Echo Show8」。
「Echo Show5」と「Echo Show10」の間に位置する8インチサイズです。
- 声とタッチで操作するスマートスピーカー
- 動画や音楽も楽しめるちょうどいいサイズ
- レシピなどキッチンでの便利な機能が豊富
- ナイトモードやささやき声機能で安心して使える
- 対応機器を使えば声だけで家電などを操作できる
今回は、そんな「Echo Show8」を実際に使って感じたことを紹介していきたいと思います。
購入を検討している方は参考にしてみてください。
本記事は、旧モデルのEcho Show8(第2世代)のレビュー記事です。
Echo Show8 基本情報
Echo Show8 | |
価格(Amazon 2023.4.27現在) | ¥14,980 |
スクリーンサイズ | 8インチ タッチスクリーン |
カメラ | 13MP、カメラカバー付き |
サイズ | 200 x 130 x 99(mm) |
重量 | 1,037g |
Wi-Fi | デュアルバンド、802.11a/b/g/n/ac Wi-Fiネットワーク |
Bluetooth接続 | 〇 |
オーディオ | 2.0インチ(52mm)ネオジムスピーカー x 2 (パッシブ低音ラジエーター付き) |
付属品 | 電源アダプタ(30W、ケーブル長1.5m)、スタートガイド |
カラー | 〇●(2色) |
保証 | 1年間 ※1 |
※1 オプションで延長可能(有料)。
外観
周りは高級感のある素材になっていて、画面も見やすいように角度付。
8インチのスクリーンなので、本体はけっこう大きく重さは約1kg。
右上にはカメラがあり、背面には電源ポート、PC接続用のMicroUSBが付いています。
上部には、音量ボタン、マイクON/OFFボタン、カメラカバーが付いています。
底には、固定しやすくする滑り止め付きです。
付属品
- 30W電源アダプタ
- スタートガイド
Echo Show8の付属品は、30Wの電源アダプタと取扱説明書の2点です。
利用を開始する際に別途必要なものはないので問題はありません(Wi-FI環境を除く)。
旧モデルとの違い
旧モデル(第1世代)との主な違いは、カメラ性能、追加機能、有線スピーカー接続です。
【カメラ】第1世代:1メガピクセル、第2世代:13メガピクセル
【追加機能】自動色彩調整、自動フレーミング(第2世代のみ)
【有線スピーカー接続】第1世代:あり、第2世代:なし
上記が主な違いですが、素材もメッシュがきめ細かくなり以前よりも高級感があります。
Echo Show8のメリット・特徴
まず、メリットと特徴から紹介していきます
- 声とタッチで操作するスマートスピーカー
- 動画や音楽も楽しめるちょうどいいサイズ
- レシピなどキッチンでの便利な機能が豊富
- ナイトモードやささやき声機能で安心して使える
- カメラ性能の向上、自動フレームイン機能でビデオ通話も快適
- プライバシーも設定・管理可能
- 2,500以上のスキルに対応
- 対応機器を使えば声だけで家電などを操作できる
声とタッチで操作するスマートスピーカー
Echo Show8はスクリーン付きのため、タッチ操作をすることができます。
声だけで上手く操作できない部分や、タッチ操作した方が早い場合など、音声操作の足りない部分を補うことが可能です。
スマートスピーカーは、一般的にスクリーンのないものが主流。
ですが、スクリーン付きにすることで、できることが大幅に広がり便利になるメリットがあります。
動画や音楽も楽しめるちょうどいいサイズ
5インチサイズのEcho Show5でも、プライムビデオやYouTubeなどの動画や音楽、レシピなどを利用することができます。
ですが、スクリーンが小さくスピーカーも性能がイマイチでした。
Echo Show8は、Echo Show5で足りない部分でもあった見やすさ、音質が向上。
小さすぎず大きすぎないちょうどいいサイズなので、より快適に利用するできるようになりました。
さらに、第2世代からは自動色彩調整機能が追加され、部屋の明るさに合わせて写真や動画をキレイに表示してくれます。
レシピなどキッチンでの便利な機能が豊富
レシピを見る、タイマーを設定する、子供を呼びに行くなど、今までは料理を一旦やめてからしなければいけませんでした。
ですが、Echo Show8を使えばすべて解決可能なんです。
Echo Show8を音声操作することで、レシピを見ながら料理をしたり、タイマーを設定したり、他のEchoへ呼びかけたりすることができるようになります。
ナイトモードやささやき声機能で安心して使える
Echo Show8でアレクサが喋るとき、声がかなり大きいのが難点。
夜など周りが静かな時は、うるさいくらいに大きい音がでます。
そんなときでも安心して利用できるように、「ささやき声モード」が設定可能です。
ささやき声をONにすることで、ささやき声で話しかけるとアレクサもささやき声で返してくれるようになります。
通常の大きさで喋れば、今まで通りの大きさで返してくれるので使い分けることも可能。
その他に、指定した時間や夜になると、画面を時計と天気の表示だけにしてくれる「ナイトモード」も嬉しい機能です。
カメラ性能の向上、自動フレームイン機能でビデオ通話も快適。
第2世代になりカメラ性能が1MPから13MPに向上し、ビデオ通話や見守りカメラがより使いやすく快適に。
さらに、追加された自動フレーミング機能で、ビデオ通話中は常に自動で常に相手の画面の中心に表示されるようになりました。
プライバシーも設定・管理可能
Echo Show8は、プライバシーもしっかり管理することができます。
アレクサに指示を出さない限り、勝手にクラウド上へ送信されたりすることはなく、内蔵カメラ・マイクもボタン一つで機能をオフにすることが可能です。
カメラに関しては、カメラカバーを閉じることで簡単に遮断する事もできます。
設定からアクセス制限の設定もできるので、子供がいる方でも安心です。
2,500以上のスキルに対応
Alexaには2,500種類以上のスキルがあります。
ゲームや英語の勉強、ニュースやラジオなど、便利なスキルがたくさん。
利用できるスキルは日々増えているので、上手く活用すればもっと便利になります。
Alexaスキル一覧ページから利用したいスキルを探すこともできるので、一度確認してみてください。
対応機器を使えば声だけで家電などを操作できる
別売りのスマートホーム学習リモコンなどを利用することで、声だけで他の家電を操作することができます。
細かい設定などはできないものが多いですが、利用設定することでまとめて動作させることも可能。
声だけで操作できるのは慣れるとかなり便利なので、興味のある方はチェックしてみてください。
Echo Show5のデメリット・注意点
使っていて気になった点も紹介します
- 8インチスクリーンは思ったよりも大きい
- Wi-Fi環境がないと利用できない
- 設定や操作が少し難しい
- プライムビデオの音声操作に難がある
- Alexaスキルがイマイチ
- Alexaの声が大きい
- 音声操作には限界がある
8インチスクリーンは思ったよりも大きい
僕はEcho Show5も持っているのですが、それと比べてEcho Show8はふた回りほど大きいです。
確かに見やすく使い勝手はいいのですが、デスク脇や寝室に置く場合は大きすぎるかもしれません。
リビングやキッチンで使う分にはちょうどいいサイズでした。
Wi-Fi環境がないと利用できない
Echo Show8に限らず、EchoシリーズはWi-FI環境がないと利用することができません。
購入する前にWi-Fi環境を構築するようにしましょう。
設定や操作が少し難しい
Echo Show8の設定は、基本的に画面のタッチ操作で行います。
慣れれば問題ないともいますが、初めて設定する場合など難しい部分も。
音声操作、タッチ操作、アプリからと、設定するものによって方法が異なるのは非常に面倒で分かりずらいくなっています。
プライムビデオの音声操作に難がある
プライムビデオの動画を指定して再生するときに、うまく選択してくれません。
音声だけではピンポイントで動画を指定するのが難しくなっています。
そのような場合には、ウォッチリストへ一度登録してからウォッチリストを呼び出す。という方法がおススメです。
「アレクサ、ウォッチリスト開いて」と言うだけで開き、番号を指定すれば希望の動画を再生してくれます。
Alexaスキルがイマイチ
Alexaスキルはたくさんありますが、使えるスキルは多くありません。
ただ人気ランキングを読み上げるだけの「AbemaTVスキル」など、用途が分からないものがたくさんあります。
今後、もっと便利になる可能性もありますが、現時点ではできることは限られているので注意してください。
Alexaの声が大きい
Alexaのしゃべる声が、設定音量に比べかなり大きく静かな場所だとうるさく感じてしまいます。
アレクサの声を小さくしようとするとプライムビデオの音声が小さすぎるなど、音の大きさに関しては調整が大変です。
現在はささやきモードで対応可能です。
音声操作には限界がある
声だけで操作できるのはとても便利です。
ですが、音声操作だけでは細かいところなどを指示することができません。
現状では声だけの操作に限界があるので、なんでもできるわけではないことを理解しておいてください。
おすすめの使い方・できること
Alexaの使い方、できることを一部紹介します
おすすめの使い方
使い方 | 操作例 |
ニュースや天気などの情報を確認する | 「アレクサ、今日のニュース」 「アレクサ、今日の天気は?」 |
音楽やラジオを聴いたり、動画を観たりする | 「アレクサ、YOASOBIのアイドルかけて」 「アレクサ、ラジコでNack5開いて」 「アレクサ、おっさんずラブを再生して」 |
Echo Show5同士でビデオ通話する | 「アレクサ、〇〇を呼び出して」 |
近くの施設を調べる | 「アレクサ、近くの映画館教えて」 |
言葉を調べたり、翻訳したりして辞書として活用する | 「アレクサ、冷蔵庫を英語で言うと…」 |
目覚ましアラームやキッチンタイマーとして利用する | 「アレクサ、7時にアラームセットして」 「アレクサ、タイマー3分かけて」 |
操作、コマンド例
- 「アレクサ、ランニング向けJ-POPをかけて」
- 「アレクサ、夏の曲をかけて」
- 「アレクサ、秋のお散歩ポップスをかけて」
- 「アレクサ、ハロウィンの音楽をかけて」
- 「アレクサ、クリスマスソングをかけて」
- 「アレクサ、紅蓮華をかけて」
- 「アレクサ、Mrs. GREEN APPLEのニューアルバムをかけて」
- 「アレクサ、YOASOBIをかけて」
- 「アレクサ、『作業用』というプレイリストを作って」
- 「アレクサ、この曲を『勉強用』プレイリストに追加して」
- 「アレクサ、この曲何?」
- 「アレクサ、この曲いいね」
- 「アレクサ、お気に入りの曲かけて」
- 「アレクサ、ヤフー天気を開いて」
- 「アレクサ、ラジコを開いて」
- 「アレクサ、ディズニー絵本を開いて」
- 「アレクサ、みんなのおりがみを開いて」
- 「アレクサ、JOYSOUNDを開いて」
- 「アレクサ、エキサイト星占いを開いて」
- 「アレクサ、進研ゼミの世界史をひらいて」
- 「アレクサ、じゃんけんしよう。」
- 「アレクサ、あっち向いてホイしよう」
- 「アレクサ、サッカーのなぞなぞ出して」
- 「アレクサ、ボイパして」
- 「アレクサ、動物の鳴きまねをして」
- 「アレクサ、今日の運勢は?」
- 「アレクサ、今日は何の日?」
- 「アレクサ、話題の映画を教えて」
- 「アレクサ、Jリーグの結果を教えて」
- 「アレクサ、近くで上映している映画を教えて」
- 「アレクサ、近くのカフェを教えて」
- 「アレクサ、今日の天気は」
- 「アレクサ、今日のニュースは?」
- 「アレクサ、呼びかけて」
- 「アレクサ、通話に出て」
- 「アレクサ、2,500円の消費税は?」
- 「アレクサ、4,000円を3人で割り勘して」
- 「アレクサ、10分間のゆで卵タイマーをセットして」
- 「アレクサ、30分後に起こして」
- 「アレクサ、平日の午前7時にアラームをセットして」
- 「アレクサ、電話するを15分後にリマインドして」
Echo Show8アクセサリ一覧
アクセサリを紹介します。必要であればあわせて購入しておきましょう。
角度調整スタンド
角度調整ができないEcho Show8の、角度を調整できるスタンドです。
磁石で固定できるので、取り付けもかんたんにできます。
保護フィルム(2枚入り)
画面を保護するフィルムです。
液晶に傷がつくのが嫌な方は、あわせて購入をおススメします。
2年間 or 3年間延長保証
Echo Show8の保証期間は通常1年間(限定保証)です。
1年間では物足りない人のために、最長3年間まで有料で延長することができます。
SwitchBotハブミニ
対応の家電と連携することで、Alexaで操作することができるようにするスマートリモコンです。
アプリを使えば、外出先など近くにいない場合でも操作することができます。
Echoシリーズ比較(2024.10.1現在)
製品名 | Echo Show5 | Echo Show8 | Echo Show10 |
価格 | ¥12,980 | ¥22,980 | ¥29,980 |
画面サイズ | 5.5インチ | 8インチ | 10.1インチ |
スピーカー | 1.7インチ x1 | 2.0インチ パッシブバスラジエーター搭載ネオジウムステレオ x2 | 2.1チャンネルシステム |
カメラ | 2MP | 13MP 自動フレーミング機能 | 13MP 自動フレーミング機能 |
音楽ストリーミング対応 | 〇 | 〇 | 〇 |
家電の操作 | 〇 | 〇 | 〇 |
スマート家電簡単セットアップ | ー | 〇 | 〇 |
カメラ操作 | カメラカバー、マイク/カメラボタン付き | カメラカバー、マイク/カメラボタン付き | カメラカバー、マイク/カメラボタン付き |
音声、ビデオ通話 | 〇 | 〇 | 〇 |
ビジュアルID認識 | ✕ | 〇 | 〇 |
外部スピーカー接続 | Bluetoothのみ | Bluetoothのみ | Bluetoothのみ |
サイズ | 148 x 82 x 91 mm | 200 x 136 x 99 mm | 251 x 230 x 172 mm |
色 | 〇●●(3色) | 〇●(2色) | 〇●(2色) |
重量 | 456g | 1,034g | 2,560g |
発売年 | 2023年 | 2024年 | 2021年 |
デスク脇や寝室に置きたいという方には、コンパクトサイズの「Echo Show5」。
リビングやキッチンで使いたいという方には「Echo Show8」を。
リビングに置いて動画を見たり、ビデオ通話を利用したいという方には「Echo Show10」がおススメです。
Echo Show8セール情報
Echo Show8は、ビッグセールで安く購入できることがあります
【セール価格】
ブラックフライデー (2024年11月末?) | ¥〇〇〇 |
初売りセール (2025年1月初め?) | ¥〇〇〇 |
Echoシリーズは、プライムデーなどのビックセール時にセール価格になる傾向があります。
ですので、ビックセール開催時はチェックが必須です。
ビッグセール以外でも期間限定でセール価格になるときもあるので、こまめにチェックしましょう。
Echo Show8まとめ
メリット・特徴
- 声とタッチで操作するスマートスピーカー
- 動画や音楽も楽しめるちょうどいいサイズ
- レシピなどキッチンでの便利な機能が豊富
- ナイトモードやささやき声機能で安心して使える
- カメラ性能の向上、自動フレームイン機能でビデオ通話も快適
- プライバシーも設定・管理可能
- 2,500以上のスキルに対応
- 対応機器を使えば声だけで家電などを操作できる
デメリット・注意点
- 8インチスクリーンは思ったよりも大きい
- Wi-Fi環境がないと利用できない
- 設定や操作が少し難しい
- プライムビデオの音声操作に難がある
- Alexaスキルがイマイチ
- Alexaの声が大きい
- 音声操作には限界がある
Echo Show8は、小さすぎず大きすぎないちょうどいいサイズになっています。
そのため、リビングやキッチンで利用するのに最適です。
価格は14,980円と少し高いですが、HDスクリーン付きデュアルスピーカー搭載と高い性能を持っています。
画面が大きいので、プライムビデオやYouTube、ビデオ通話も楽しめる製品です。